PCB「ポリ塩化びフェニール」無害化化学処理事業

PCB含有油を当社独自で開発したシステム及び薬剤により確実に脱塩素化反応を促進させ、PCB濃度を環境基準0.5ppmはおろか、限りなく0ppmに近く分解する。


技術名

脱塩素化分解法


原 理

PCB含有油の油性を分解し水性処理薬剤と同化させることにより、PCB分子と薬剤分子が十分接触して化学反応が促進される。

安全性

処理工程全て、常温、常圧の自然環境下で施行致します。使用薬剤9種類は、極一般的に市販され、特定の指定をされた物でもなく危険を伴うガスの発生、引火性及び薬剤相互の化学反応を引き起こす事も全くありません。
また、処理工程ライン内に於て温度、圧力等の上下動、各機成生物の発生も無く、最終段階では水性化された油分と処理薬液の完全混合体(PH14)となります。


付加設備

@ 超音波洗浄装置
保管容器、トランス、コンデンサ本体及び内部部材を現地に於いて処理する為、超高周波音波洗浄槽を設置 完全洗浄を行います。また、洗浄液は終了後バクテリア処理により全て消滅させ、外部へは一切持ち出す必要がありません。

A バイオ処理装置
脱塩素化分解工程の最終段階に於いて、残った水性化油と処理薬剤液の混合体を外部に持ち出し処理する必要性を省く為、当社独自に開発した特殊バクテリアと装置により全て分解し、全て完全に消滅させ一切の残渣を残しません。

システム概要

@希釈液槽 PCB10,000ppm以上の場合、同種油により希釈する為の油槽

APCB含有油槽 PCB含有油を一時保管

B処理液槽 脱塩素化薬剤を一時保管

C反応促進剤槽 油性分解剤を一時保管(温度制御装置付)

D第1次反応槽 PCB分解反応槽 
1次(自動温度測定記録計及び温度制御装置付)

E第2次反応槽 PCB分解反応槽 
2次(自動温度測定記録計及び温度制御装置付)

全ての部位にオーバーフロー防止センサー及び定量移送システムを採用し、緊急時非常停止機能を設定しております。

当システムは法律施工規則第12条の二、第13項三に規定する。脱塩素化分解方式に定められた、設備基準を十分上回る設備です。

特 長

保管容器・コンデンサー・トランス本体・木片は残りますが、他は完全に消滅してしまいます。


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